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すべての赤ちゃんが家族と暮らせる社会をどう作る?千葉県の乳児院新設問題を考えるシンポジウム

2つの乳児院を新たに建設する計画を、千葉県が進めています。 赤ちゃんを、里親家庭で育てるのではなく、施設入所させる方針なのはなぜでしょう?

日本政府も、乳児院ではなく「家庭養護が望ましく、里親委託を優先して検討することを原則」としています。そして、現在、約15%にすぎない里親委託率をまずは3分の一まで引き上げる目標をかかげています。

 特に乳幼児については、日本も賛同した国連のガイドラインも「乳幼児、特に3歳未満の子どもの代替養育は、家庭を基盤とした環境で提供されなければならない」 としており、欧米主要国では愛着形成の点などから、乳幼児が集団施設で育つことが問題視されています。  

赤ちゃんを里親や養親が育てることは、赤ちゃんの幸せな人生のために「望ましい」だけではなく、乳児院養育よりもずっと費用も安いなど、政治的意思さえあれば十分「実現可能」です。このシンポジウムでは、千葉県の乳児院新設に反対するだけでなく、実現可能な代替案をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。 

日時: 2015年11月23日(月・祝) 14時~16時
場所: 千葉県教育会館  203会議室
(260-0013 千葉市中央区中央4-13-10  043-227-6141)

アクセス: http://chibaken-kaikan.or.jp/?page_id=13

参加費: 無料

お申し込みサイト: https://goo.gl/6nF4vx

ちらしはこちらをクリック ⇒ 1123 シンポチラシ

主催:  乳児院ではなく里親・養子縁組を進める会 in 千葉県 

プログラム:

基調講演:  矢満田篤二氏 (社会福祉士、元愛知県児童相談所職員)

  「赤ちゃんを乳児院に入れるべきでない多くの理由  - 愛ある家族をつくる 養子縁組・愛知方式の経験から – 」(仮題)  

パネルディスカッション: 「赤ちゃんを家庭で育てる  - 乳児院以外の選択肢を考える- 」(仮題)

パネリスト:

矢満田篤二氏
吉成麻子(千葉県 養育里親)、
ホッブス美香(東京都 養育里親、ファミリーホーム「トリニティホーム」ホーム長)、
木ノ内博道 (全国里親会 副会長)、
高橋恵里子(日本財団福祉特別事業チーム チームリーダー)
モデレーター: 土井香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表)

矢満田篤二(やまんたとくじ)氏 略歴

1934年中国東北部(元満州)満州里市生まれ。敗戦1年後、長野県に引き揚げ帰国。
1954年、愛知県庁に行政職として就職し、名城大学法学部卒業。1990年、社会福祉士登録。
1994年、児童相談所の児童福祉司で定年退職後、日本福祉大学等の非常勤講師。
ライフワークは「赤ちゃん縁組」の推進による嬰児殺し防止活動。
1996年、名古屋弁護士会から人権賞受賞。

著書「「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす 愛知方式がつないだ命 (光文社新書)

<お問い合わせ先>

ヒューマン・ライツ・ウォッチ 東京オフィス
tokyo(a)hrw.org  ※(a)を@に変えてお使いください。TEL: 03-5575-3774

私たちは、社会と子どもたちの間の絆を築く。

すべての子どもたちは、
“家庭”の愛情に触れ、健やかに育ってほしい。
それが、日本財団 子どもたちに家庭を
プロジェクトの想いです。

プロジェクト概要