イベント情報
子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014での日本財団スポンサード・セッションのご案内
日時:2014年9月14(日)9:20~10:50
場所:名古屋国際会議場4号館1階
対象:子ども虐待防止世界会議 名古屋2014の参加者
定員:200名
日本財団は、2014年9月に名古屋で開催される「子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014」にてスポンサード・セッションを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
テーマ:「乳幼児期の施設養育がもたらす子どもの発達への影響について~“チャウシェスクの子どもたち”ブカレスト早期介入プロジェクト(BEIP)からの教訓~」
講師:ネイサン・A・フォックス教授(米国 メリーランド大学)
指定討論:藤林武史(福岡市こども総合相談センター所長)
1989年にチャウシェスク政権が崩壊した時、ルーマニアには10万人以上の子どもたちが大型施設にあふれていました。ブカレスト早期介入計画(Bucharest Early Intervention Project : BEIP)は、この「チャウシェスクの子どもたち」について、乳幼児期の施設養育が子ども達の発達に及ぼす効果を長期的に検証した初めての無作為実験です。子どもたちは家族/里親によるケアを受けるグループと施設に残るグループとにランダムに分けられ、42か月、54か月、8歳、12歳の時点で認知、社会的な感情、心理、脳の発達など多面な領域の追跡調査が行われました。また第3のグループとして、ブカレスト市内に住む施設に収容されたことのない子どもたちが採用されました。研究の結果、より早く家庭的な環境で育つ方が、子どもにとってより健全な発達であることが明らかとされています。私たち日本人がこの研究から何を学ぶことができるのか、一緒に考えてみませんか?
参加方法:子ども虐待防止世界大会 名古屋2014に参加の方は、どなたでも参加可能です。大会の詳細は下記ホームページをご覧下さい。http://www.ispcancongress2014.org/
企画・問い合わせ 日本財団ハッピーゆりかごプロジェクト事務局
私たちは、社会と子どもたちの間の絆を築く。
すべての子どもたちは、
“家庭”の愛情に触れ、健やかに育ってほしい。
それが、日本財団 子どもたちに家庭を
プロジェクトの想いです。