イベント情報
2015年2月20日 更新
日本財団&東京都助産師会共催 妊娠相談SOS学習会 開催報告!
2月14日、東京都助産師会館で開催された妊娠相談SOS学習会には、日頃妊婦さんに接している助産師の方々や医療・保健関係者が50名ほど集まってくださいました。予期しない妊娠をして窮地に立たされている妊婦さんを、どのように確実に支援につなぐか、相談窓口はどのような連携体制をとるべきか、妊娠期の滞在先の現状はどうなっているのか、特別養子縁組とは・・・など、具体的な事例を挙げながらの講義にみなさん熱心に聞き入られました。
~以下、アンケートからの抜粋です~
- 多くのことを考えた勉強会でした。やはり幼い罪のない命を守っていかないといけないことを強く感じました。性教育もしっかり行なっていきたいと思います。
- 具体的な関わりをするためには、他の機関との連携、顔の見える関係性が必要だと思った。
- 今までこのような学習会がなかったので、とても興味深く、勤務助産師ですが、今後このような分野でどう関わっていけるか考えるきっかけになりました。
- 助産師として傾聴・助言して、他へつなげた後のフィードバックがないため、その後担当した方がどう経過したか知る機会がなく、自身の対応が適切だったか判断できない。
- 相談者、カウンセラーともに中絶しか選択肢がないと思っていることが多い。
- 自分の知識、相手に寄り添える力量、他機関へつなげられる道を持っているか否か・・・難しさを感じる。
全国で自治体の委託による妊娠相談窓口が増えている中、日本財団では受託する助産師さんらとの学習会や情報交換会をこれからも展開する予定です。
私たちは、社会と子どもたちの間の絆を築く。
すべての子どもたちは、
“家庭”の愛情に触れ、健やかに育ってほしい。
それが、日本財団 子どもたちに家庭を
プロジェクトの想いです。