イベント情報
2013年12月15日(日)「特別養子縁組を考える国際シンポジウム~赤ちゃんが温かい家庭で育つ社会を目指して~」を開催します。
2013年12月15日(日)「特別養子縁組を考える国際シンポジウム~赤ちゃんが温かい家庭で育つ社会を目指して~」を開催します。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
〈申込方法〉
下記の専用フォームにてお申し込みください。
※ 11月1日から申し込みの受付を開始いたします。
国連の子どもの権利条約には「こどもは家庭環境の下で育つべきである」とあり、欧米諸国では何らかの理由で産みの親のもとで育つことができない子どもは、里親や養子縁組等の家庭における養護が潮流となっています。特に近年は子供にとっては「永続的な」家庭が望ましい(パーマネンシーケア)という考えから、養子縁組への取り組みに力をいれる国が多く、アメリカでは毎年約5万人の子供が養子縁組を行います。これに対して我が国には社会の養護を必要とする子供の9割近くが施設で暮らしており、また特別養子縁組は年間わずか400件前後にとどまっています。
最近は民間の養子縁組団体の高額の寄付の問題が報道されましたが、そもそも特別養子縁組は生みの親のもとで育つことができない子供が、温かい家庭で育つことを目的とした子供のための制度です。子供が安全な家庭に養子縁組されるためには専門的なソーシャルワークやフォローアップが必要とされるため、それに伴う経費が必要となるのは当然であり、私たちは、社会全体として誰がそのコストを負担し、責任をもって行うべきか見直す時期に来ているのではないでしょうか。
日本財団は我が国での特別養子縁組の更なる普及を目指して、アメリカ、イギリス、韓国の関係者を招待し、国際シンポジウムを開催します。日本の社会の未来を担う子供たちのために、私達は何ができるのか一緒に考えてみませんか?
日時:2013年12月15日(日) 13時~17時
場所:日本財団2F会議室 港区赤坂1-2-2
主催:日本財団
協力:(一社)全国養子縁組団体協議会、(公社)誕生学協会、(一社)次世代社会研究機構
定員:200名
参加費:無料
日英同時通訳あり。託児あり(先着順・要事前申し込み)。
プログラム:
13:00~13:10 開会挨拶 笹川陽平(日本財団会長)
13:10~13:40 日本における特別養子縁組の現状と課題 後藤絵里(朝日新聞GOLBE 記者)
13:40~14:10 イギリスにおける養子縁組
クリス・クリストフィデス(英国養子縁組里親委託機関協会、イギリス)
Mr. Chris Christophides(British Association for Adoption and Fostering, UK)
14:10~14:40 アメリカにおける養子縁組
ミーガン・リンドセイ(全国養子縁組協議会、アメリカ)
Ms. Megan Lindsey(National Council for Adoption, US)
14:40~15:10 韓国における養子縁組
姜恩和 (首都東京大学 助教)
休憩
15:20~16:30パネルディスカッション
コーディネーター 高橋恵里子(日本財団)
パネリスト クリス・クリストフィデス(英国養子縁組里親委託機関協会)
ミーガン・リンドセイ(全国養子縁組協議会)
姜恩和 (首都東京大学)
赤尾さく美(一般社団法人 全国養子縁組団体協議会)
小川多鶴(一般社団法人 アクロスジャパン)
16:30~17:00 質疑応答
※プログラムは変更の可能性があります。
〈申込方法〉
下記の専用フォームにてお申し込みください。
※ 11月1日から申し込みの受付を開始いたします。
私たちは、社会と子どもたちの間の絆を築く。
すべての子どもたちは、
“家庭”の愛情に触れ、健やかに育ってほしい。
それが、日本財団 子どもたちに家庭を
プロジェクトの想いです。