イベント情報
第2回 zoom ウェビナーによる講演「家庭養育の推進における課題と対応 〜英国とルーモスの経験から〜」申し込み開始(2021年7月6日)前回動画公開中
家庭養育の推進における課題と対応 ウェビナー研修 第2回をを開催します!
日本では平成28年の児童福祉法において家庭養育の優先原則がさだめられ、現在は在宅支援の強化、里親や特別養子縁組の拡充等の取り組みが進められています。
イギリスのNGOルーモスは、ハリー・ポッターの著者であるJ.K.ローリング氏が創設した団体であり、世界各国で家庭養育を推進する活動をしています。今回は、ブルガリアのカントリー・ディレクターであるBisser Spirov氏より、子どもが家庭で育つことの重要性や、家庭養育を推進するために必要とされるサービスの開発、財政の改革等についてお話をいただきます。また、講演を受けて、元福岡市児童相談所長で現在は早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員の藤林武史氏に指定発言をいただきます。
日 時:2021年7月6日(火) 18時〜20時(日本時間)
zoom ウェビナーによる講演、日英同時通訳付き
主 催:日本財団・早稲田大学社会的養育研究所・ルーモス(Lumos)
対 象:国・地方自治体の議員、行政関係者、児童相談所、施設やフォスタリング機関職員、里親、関連N P O職員、研究者、学生、社会的養護・養育に関心のある方等
講 師:Bisser Spirov氏 (ルーモス ブルガリアカントリー・ディレクター)
講演内容:
・子どもを家族に留めておくことの重要性
・施設に代わるものとして必要なサービス
・財政の改革
・社会的養護の改革プロセスから得られる教訓 など
スケジュール:
司会 上鹿渡和宏 (早稲田大学)
17:50 ウェビナー入室可能
18:00 開会挨拶・講師紹介 高橋恵里子(日本財団)
18:05 講演 Bisser Spirov氏
19:25 指定発言 藤林武史 (西日本こども研修センターあかし・早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員)
19:40 質疑応答
19:55 閉会挨拶 上鹿渡和宏
※スケジュールの詳細は変更の可能性があります。
ルーモス(Lumos)
ハリー・ポッターの著者、J.K.ローリング氏が2005年に創設した英国の国際的NGO。世界中で、子どもが施設ではなく家庭で暮らすための体制作りを支援する活動を行っている。子どもが実親の下で暮らし続けられるようにする支援、里親など家庭養育への移行、また家族再統合の促進により、家庭で暮らす子どもを増やす支援を実施してきた。ルーモスの提示するDe-institutionalization(DI)とは単純に大規模施設を閉鎖するということではなく、施設ケアから地域・家庭を基盤とするケアへの移行であり、大きなシステム全体の再構築を意味する。各国政府とも協力し、様々な水準での協働を展開し、その専門性と経験を共有している。
参加申し込み方法:
下記お申込みボタンをクリックして、メールアドレスを登録してください。登録すると、参加のためのURLが届きます。
私たちは、社会と子どもたちの間の絆を築く。
すべての子どもたちは、
“家庭”の愛情に触れ、健やかに育ってほしい。
それが、日本財団 子どもたちに家庭を
プロジェクトの想いです。